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        花のない花屋
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        8歳の次男と白血病に向き合った日々。待ち遠しい退院を前に

        読者のみなさまから寄せられたエピソードの中から、毎週ひとつの「物語」を、フラワーアーティストの東信さんが花束で表現する連載です。あなたの「物語」も、世界でひとつだけの花束にしませんか? エピソードのご応募はこちら。

        〈依頼人プロフィール〉
        西郷南海子 35歳 
        研究者
        京都府在住

        去年の暮れ、小2の次男は學校で吐いてしまい、帰宅しました。その後も食欲はなく、クリスマスもお正月も元気がありませんでした。年明けに2度目の受診をしたところ、體重減少が見られるので大きな病院に行くように言われました。そのままタクシーで大きな病院に向かい、血液の異常がわかりました。そして、そこから緊急搬送となり、さらに大きな病院に移動しました。

        その日のうちにわかった病名は、急性リンパ性白血病でした。わたしは告知の瞬間だけは泣いたものの、すぐに闘病が始まりました。次男が命をかけて殘している治療のデータを、この病気の生存率を上げることに役立てたいと、提供に同意する書類に次々サインするうち、もう泣いている場合ではないと、気持ちを切り替えました。

        でもそこからが長い長い日々でした。すでに入院から260日を超える日々が経過しています。子ども1人が長期入院すると、家族に対する影響も大きいものです?;瘜W療法に苦しむなど、一番つらい思いをしているのは本人ですが、母親であるわたしも、息子の朝食までに病院に行き、ベッドの傍らでときには仕事をしながら晩ご飯まで毎日付き添いをしています。また、家に殘してきた中學生の兄や小學生の姉のケアが十分にできないことも気がかりでした。

        一方、次男と1対1の時間をこんなに長く過ごすのは、彼が赤ちゃんのとき以來。2人でたくさんの話ができる貴重な時間になりました。また本人は8歳という年齢ながら、入院してから「なぜ人間は永遠に生きられないのか」「いつか自分と同じ遺伝子をもつ人間は現れないのか、それは自分なのか」など、醫學的な関心を持つようになりました。どんな境遇にいても、學びを見つけようとする姿に、わたしも勵まされています。

        入院中はYouTubeやゲームに救われているため、今や雑學王と化し、看護師さんにもたくさんクイズを出しています。

        「先生が同意のない居殘りをさせると、監禁罪になることもあるんだってー」

        あるとき、そんなことを言い出したので何かと思えば、チャンネル登録している弁護士さんのYouTubeからの知識でした。

        そんな苦しい日々も、あと數日で終わりそうです?!竿嗽骸工?文字が見えてきたのです。次男もみるみる元気になってきました。まだ心配は盡きませんが、命を落とさずに、生きて帰宅できる喜びを家族で分かち合える日が、今から待ち遠しくてたまりません。

        病院は感染癥のリスクを避けるためか、お花の持ち込みは禁止です。今回つらい治療を耐えてきた次男へのエールとともに、生命力あふれる花たちを、退院後の次男に実物で見てもらいたいと応募しました。

        8歳の次男と白血病に向き合った日々。待ち遠しい退院を前に
        ?花材?カラー、チューリップ、ダリア、ピンポンマム、ガーベラ、バラ、カーネーション、オンシジウム、ドラセナ

        花束をつくった東さんのコメント

        果敢に病気に立ち向かっている息子さんへエールを込めたお花です。投稿者様によると、小児がんが治る病気になるようにと願うキャンペーンのモチーフカラーはゴールド。そのゴールドに近づくように、また息子さんにとっての希望の光となるように、明るいイエローとグリーンを組み合わせました。

        まだつぼみが硬いチューリップやミニサイズのダリアなどを入れ、黃色も濃いものから淡い色までさまざま。グラデーションのあるリズミカルなアレンジに仕上げています。

        植物も、じっくり見れば見るほど発見があるもの。息子さんの博識が、また広がるきっかけになればうれしいです。

        8歳の次男と白血病に向き合った日々。待ち遠しい退院を前に
        8歳の次男と白血病に向き合った日々。待ち遠しい退院を前に
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        8歳の次男と白血病に向き合った日々。待ち遠しい退院を前に

        文:福光恵
        寫真:椎木俊介

        読者のみなさまから「物語」を募集しています。

        こんな人に、こんな花を贈りたい。こんな相手に、こんな思いを屆けたい?;à蛸洡辘郡と摔趣违ē豫僵`ドと、贈りたい理由をお寄せください。毎週ひとつの物語を選んで、東さんに花束をつくっていただき、花束は物語を贈りたい相手の方にプレゼントします。その物語は花束の寫真と一緒に&wで紹介させていただきます。

        応募フォームはこちら

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