【詳報】ウクライナ侵攻50、11月9日~15日(日本時間)の動き

有料記事ウクライナ情勢

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 ロシア軍が撤退したウクライナ南部ヘルソン州。ウクライナのゼレンスキー大統領が奪還した州都ヘルソン市を訪問しました。戦局の焦點は東部に移りつつありますが、ウクライナ側は、奪還した地域で戦爭犯罪や殘虐行為の形跡が多數見つかったと訴えています。

【動畫】ウクライナ大統領「歴史的な日だ」。ヘルソン奪還に歓聲を上げる市民ら=ロイター

(タイムスタンプは日本時間、括弧內は現地時間)

【プレミアムA】「死の通り」 ブチャ 生存者の証言

大量虐殺の悲劇に見舞われた街ブチャに「死の通り」と呼ばれる場所があります。生存者が語るロシア占領下の「絶望の1カ月」とは。金成隆一記者が住民の証言を丹念に集めました?,F地からの寫真や映像とともに伝えます。

■■■11月15日(日本時間)■■■

22:30(キーウ15:30)

キーウ中心部にミサイル攻撃 建物2棟に被害

 ウクライナの首都キーウ(キエフ)に15日、複數のミサイル攻撃があった。クリチコ市長によると、市中心部にある住居用の建物2棟が被害にあったという。人的被害は不明。

22:00(キーウ15:00)

「ミサイル攻撃の脅威高い」 キーウの米國大使館が警告

 在ウクライナ米國大使館は15日、キーウを含むウクライナ全土でミサイル攻撃の脅威が引き続き高まっているとして、ウクライナにいる米國民に対し、大きな爆発音を聞いたり、サイレンが鳴ったりした場合は、すぐに避難することなどを呼びかけた。

 米國務省は、米國民にウクライナへの渡航を控え、できるだけ早く出國するよう呼びかけている。

18:31(ヘルソン11:31)

ヘルソン撤退のロシア軍、さらに後退か

 ウクライナ軍南部作戦管區のフメニュク広報官は15日、南部ヘルソン州を流れるドニプロ川の東岸へ撤退したロシア軍が、さらに川岸から遠ざかる形で15~20キロ後退したとの見方を示した。川を挾んだウクライナ軍からの砲撃を避けるためだという。

 フメニュク氏のテレビ番組での発言を、地元メディアのウクライナ?プラウダが伝えた。フメニュク氏によると、ロシア軍はドニプロ川の東岸へ撤退した後も、陸上の補給路をウクライナ軍から砲撃される可能性がある。このため、兵士の補充や弾薬の供給をなかなか受けられない狀態が続きそうだという。

11:47(ワシントン14日21:47)

「ドネツクでは作戦成功」印象づけか

 米シンクタンクの戦爭研究所…

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