朝日新聞元編集委員の早野透さん葬儀 田原総一朗さんら300人參列
元朝日新聞記者で編集委員やコラムニストを務め、5日に死去した早野透さん(享年77)の葬儀が13日、東京都內の葬儀場で営まれた。12日の通夜とあわせ、谷垣禎一元自民黨総裁、海江田萬里衆院副議長、山東昭子前參院議長、ジャーナリストの田原総一朗さんら約300人が出席した。
葬儀に參列した社民黨の福島瑞穂黨首は、早野さんと親交の深かった故?土井たか子元衆院議長の思いを代弁するかたちで弔辭を読み上げ、「優しく寛容な人だった。政黨の大きさや立場にまったく関係なく、態度を変えない人だった」としのんだ。
早野さんとの複數の共著がある評論家の佐高信さんは「私にとってかけがえのない友であり、同志であり、相方だった」と遺影に語りかけた。
早野さんは1968年、朝日新聞社に入社。岐阜支局、政治部を経て編集委員などを務めた。96年4月から、退社する2010年3月まで政治コラム「ポリティカにっぽん」を擔當した。政治部時代には田中角栄元首相の番記者を務め、著書に「田中角栄と『戦後』の精神」「日本政治の決算」などがある。退社後は桜美林大學教授などを務めた。
- 【視點】
政治部で四半世紀以上の大先輩でしたが、幸い10年ほど謦咳に接し、昨日の告別式でも穏やかなお顔を拝見できました。 首相官邸そばの國會記者會館に取材拠點となる弊社の部屋があり、ご退職間際までよくお見かけしました。政治家や官僚に裏でどこまで話が