ポーランド南東部プシェボドフ村にミサイルが著弾し、2人が死亡した問題で、ウクライナ當局の関係者とみられる車が現場に到著しました。北大西洋條約機構(NATO)などからは、ロシアの攻撃に対するウクライナの防空ミサイルだったとの見方が出ていますが、ゼレンスキー大統領はこれを否定?,F地調査にウクライナの専門家も加えるよう求めていました。
(タイムスタンプは日本時間、括弧內は現地時間)
【プレミアムA】「死の通り」 ブチャ 生存者の証言
大量虐殺の悲劇に見舞われた街ブチャに「死の通り」と呼ばれる場所があります。生存者が語るロシア占領下の「絶望の1カ月」とは。金成隆一記者が住民の証言を丹念に集めました?,F地からの寫真や映像とともに伝えます。
■■■11月19日(日本時間)■■■
06:30(カナダ?ハリファクス18日17:30)
ロシアが望む形での停戦交渉、ゼレンスキー大統領「応じない」
ウクライナのゼレンスキー大統領は18日、カナダのハリファクスで開かれている安全保障の國際會議にビデオメッセージを寄せた。ロシアが望む形での停戦交渉には応じない姿勢を明確にした。
ゼレンスキー氏は「ロシアはいま、短い休戦、體力を回復させるための休息を求めている。これを終戦と呼ぶ人がいるかもしれないが、そのような休息は狀況を悪化させるだけだ」と述べた。
「不道徳な妥協をすれば、新たな血が流れるだけだ」とも語り、「誠実な平和はロシアの侵略を完全に打破してのみ達成される」と強調した。
■■■11月18日(日本時間)■■■
22:40(キーウ18日15:40)
ゼレンスキー大統領、トルコ大統領と電話會談
ウクライナのゼレンスキー大統領は18日、トルコのエルドアン大統領と會談したと、SNSで発信した。電話會談と見られ、穀物輸出に関する合意の延長が17日に決まったことに関して、盡力したエルドアン氏へ謝意を伝えたという。
ゼレンスキー大統領はSNSで「ウクライナは食糧の安定供給元であり続けるだろう」と述べた。両大統領は両國の安全保障やエネルギー面での協力態勢についても話し合ったという。
トルコ大統領府によると、エルドアン氏はゼレンスキー氏に対し、穀物輸出の合意とともに、ウクライナとロシアの間で捕虜交換が進んだことについても「前向きな経験になる」と語ったという。
一方、エルドアン氏は同日、ロシアのプーチン大統領とも電話で會談した。トルコ大統領府によると、ロシアによるウクライナ侵攻について、外交交渉の再開が必要だ指摘。トルコで行われたという、ロシアと米國の情報機関の代表らの協議について、「狀況が制御不能にエスカレートするのを防ぐために、重要な役割を果たす」と訴えた。
21:45(キーウ18日14:45)
全土の3割に地雷の危険 ウクライナ非常事態庁
ウクライナ非常事態庁のクル…
- 【視點】
現在までに見つかっている破片から判斷するに、落下したのはS-300P防空システム用の5V55対空ミサイルであることは確実なようです。ポーランドを含めたNATO諸國政府の言い振りもこのような見方を裏書きするものへと次第に変化してきました。
- 【視點】
ポーランド大統領は、著弾から一夜明けて「ウクライナの対空ミサイルである可能性が高い」とのこと。ロシアの攻撃である可能性は低くなり、ポーランドが加盟するNATOが反撃する可能性も低くなりました。 戦況の見極めは難しいものだと自戒。そこで元