大谷翔平は2年連続ならず 62本塁打のジャッジがア?リーグMVP
ニューヨーク=遠田寛生
大リーグのシーズン最優秀選手(MVP)が17日(日本時間18日)に発表され、全米野球記者協會の擔當記者の投票により、アメリカン?リーグからは、62本塁打で年間最多記録を更新したヤンキースのアーロン?ジャッジ(30)が初めて選ばれた。今季も投打の「二刀流」で活躍したエンゼルスの大谷翔平(28)は、2年連続での受賞はならなかった。
ジャッジはリーグ2位の打率(3割1分1厘)で三冠王こそ逃したが、133得點、131打點を挙げるなど打撃部門を総なめにした。
大谷は大リーグ5年目の今季、8月にベーブ?ルース以來104年ぶりの「2桁勝利と2桁本塁打」を達成。大リーグで現在の2リーグ制が確立した1901年以降で初となる、シーズンの規定投球回數と規定打席數の両方に達した。
最終的に今季は投手で15勝9敗、防御率2?33、219奪三振、打者ではリーグ4位の34本塁打を放ち、打率2割7分3厘、95打點、11盜塁だった。
MVPは全米野球記者協會の擔當記者の投票によって決まる。投票は球団の本拠がある都市から各2人が投票。1位から10位までの選手を記入し、1位14點、2位9點、以下順位が下がるごとに1點ずつ減り、合計得點で爭われた。(ニューヨーク=遠田寛生)