北朝鮮発射のミサイル、北海道西側のEEZ內に著弾か 首相が語る

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 岸田文雄首相はアジア太平洋経済協力會議(APEC)首脳會議出席のために滯在中のバンコクで、北朝鮮発射した弾道ミサイルについて「北海道の西側の我が國の排他的経済水域(EEZ)內に著弾したものと思われる」と記者団に語った。

 首相は松野博一官房長官國家安全保障會議(NSC)4大臣會合の開催を指示。北朝鮮に対して厳重に抗議を行ったという。首相によると今のところ、航空機や船舶の被害は確認されていない。

 首相は、「北朝鮮は、これまでにない頻度で挑発行動を繰り返している。斷じて容認することができないことを改めて強く申し上げる。情報収集、警戒監視に全力を挙げるとともに、國連安保理決議に従った北朝鮮の完全な非核化に向けて、日米、日米韓、緊密に連攜をしていかなければならない」と述べた。